『 【エクスプレストルコ 8日間】 「カッパドキア」ギョレメ野外博物館 編 』
2010年 02月 09日
『世界遺産』としての「カッパドキア」は、二つの顔があるんですね。
ひとつは、
自然が作り上げた、不思議な造形、奇岩群…
もうひとつは、
わざわざそこに住んでいた人が残した生活の跡…
「洞窟レストラン」で昼食を取った後に向かった
「ギョレメ野外博物館」ってのが、この後者の方の見所がメインの場所。
荒涼とした奇岩だらけのこの土地に…
しかも、わざわざ絶壁の様な所に穴を掘って…
なんでこんなところに暮らしていたんでしょ?(^^;
いわゆる「宗教弾圧」ってやつらしいです。
迫害から逃れるためにキリスト教徒が、
ここに隠れ住んでいたんですね。
なので、岩穴の中に入ると
とまぁ、こんな感じで、まんま「洞窟教会」になってるんですね。
すごいでしょ?
建物…とも言えないような断崖の洞窟、
「絵だけは、手を抜きませんぜ!」
って感じじゃない?
なんつったって、色彩がすごいんだわさ!
だけど…
ご覧になってわかるように、目の所が削れちゃってるでしょ?
これ、単なる老朽化じゃないんです。
わざわざ目のところを削ってるのね。
これがまぁ、弾圧を受けていた証拠…
やっぱり、宗教画の目の部分ってその絵の魂みたいな部分で、
そこを削ることによって、価値をなくしてるんだそうな…
ったく、宗教ってやつぁ困ったもんですな(^^;
これらに加えて、そこにいた人達の日常生活も
垣間見ることもできます。
すすけた食堂…
大きな石のテーブルがあります。
隠れ住んでるわけですからね。
盛大に、調理してる煙を外に出すわけにはいきませんやね。
「ほんとに、昔の人がここにいたんだ」
って、思えるものに触れると、ほんとどこへ行っても
なんだかジィ~~ンときちゃいますな!(^^;
って事で、つづく…
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by kizzarmy_travel2 | 2010-02-09 09:32 | エクスプレストルコ