『 【エクスプレストルコ 8日間】 ブルーモスク 編 』
2010年 08月 12日
**「ブルーモスクの神髄は、そのブルーにはなかりけり」 と知るべし***
「イスタンブール」って言う説明がつかなくても、
「ブルーモスク」 = 「世界遺産」
って言う構図は、みなさん出来上がっているのではないでしょうか?
世界遺産としての「ブルーモスク」を目指してみると…
実は、たくさんの世界遺産がセットになってついてくる
そんな感じ…(^^;
それは、トロイ遺跡を目指しても…
それは、パムッカレを目指しても…
それは、カッパドキアを目指しても…
まぁ、同じっちゃぁ同じなんだけどね。(^^;
でも、イスタンブール自体が世界遺産でしょ?
単体の建造物として見た時と、地域として見た時って
なんか違うんだろうかねぇ?
このあたりが若干ややこしい所ではありますが、
バスの旅を終えて、最初にたどり着いたのが、かの有名な
「ブルーモスク」
なんですね。 (^^)
ここで、衝撃的な事実!!
「ブルーモスク」って、通称なんですね。
正式名称は、
「スルタン・アフメット・ジャーミー」
「ジャーミー」ってのは、
Vo.スティーブ・ペリー
G.ニール・ショーン
で有名なあのバンドではなく、
「モスク」、つまり「寺院」の事なんですね。
「スルタン・アフメット」ってのは、人の名前
オスマン帝国第14代の「スルタン」…
って、「スルタン」ってなんだよ!(^^;
なんでも、イスラム世界での「権威者」の事らしいのですが…
ややこしいなぁ~(^^;
つまり、イスラムの権力者である、アフメット1世が造ったモスク
という事になるんですな。
ここで思い出されるのが、
ムガール帝国第五代皇帝 シャージャハーン…
覚えてますか? (^^;
そう! 「タージマハール」を建てた人ね(^^)
「タージマハール」に関しては ↓の記事をご参照ください。
『 ぶっちゃけインドってどうなのよ? 【インド旅行記-タージ・マハール 編】』
どう? 二人とも覚えられそう?
さて、今更説明の必要もない位ですが、
一応書いておきますと、その屋根の独特の
青色に由来してブルーモスクって言われてるのですが…
その影響からか、どうも外観の素晴らしさが
この建築物の価値の様なイメージありませんか?
少なくとも、アタシャそうでした(^^;
たしかに、まぁ、独特のブルーだわさ!
だけんども、屋根なんてそうそう近くで
見られるもんじゃないからね。
現地に行ってみても、
「あぁ、たしかにきれいな青色だわ」
で、終わりかねない(^^;
また、残念な事にちょうど到着した時に、
「ブルーモスク」の全景はもろに逆光…(--;
ま、それでも形はわかるよね。(^^;
この建物の様式ってのはイスタンブールにある
ほかのジャーミーと同じ様式なんですね。
敷地の四隅には、「ミナレット」と呼ばれる塔が
あってね。 ↓ こんなやつね。
これ… 昔は、この塔の上から
肉声で礼拝の時間を知らせたんだってさ!
そして、中央にはドーム型のモスク本体があるっていうのが
共通の様式みたいなんだよね。
外観的には、これで終わりっちゃぁ、終わり(^^;
外観がすごいのかと思っていたアタクシは
ちょっと拍子抜けだったのですが、
中に入って驚いたね! こっちがメインだったのか!と…(^^;
どうよ、このきらびやかでもあり、かつ荘厳な感じは!
そして見上げますれば、あのドーム部分の内側…
更には、ステンドグラス。
って事で、一瞬にして
ブルーモスク = 外観が有名
っていう、公式は吹き飛びました。
この内部の素晴らしさってのも、
きっとテレビとかではやっているはず。
でも、結局生で触れてみないとわからない事ってのは
こんな風にあるわけじゃん!
ちょっと無理してでも、現地に行ってみるもんだねぇ(^^)
ってのを、改めて思ったところで…
つづく…
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by kizzarmy_travel2 | 2010-08-12 09:13 | エクスプレストルコ